デザイナーは、洋服店を営む両親のもとに生まれ
自身も10代から縫製業に就く。
多感な10代を早熟にもDCブランドの隆盛とともに過ごす。
さまざまなファッションやアートに触れる中
あるセレクトショップの立ち上げメンバーとして販売、企画、バイヤーのキャリアを積む。
時代の目まぐるしい変化の中で、あるとき
それまでのタイドアップを前提にしたスーツスタイルに現実感の欠如を感じ始めた。
もっと気負わずに、気取らずに、自然に
愉しめるスーツやジャケットスタイルを模索しその具現化として
Pelemeleをスタートさせた。
ドレスやカジュアルといった安易なカテゴリライズへのアンチテーゼとして
フランス語で"ごちゃまぜ”を意味するPelemeleと名付けた。